末の事(まつのこと) 徳水山 真壽寺 ブログ

砺波市出町にある真宗大谷派の寺院です。1649年開基と伝わる念仏道場としてのお寺です。徳水山真壽寺と申します。ですが、あだ名として、まつじ として呼ばれる事が多く、もしかしたら まつじ の方が通りが良かったりします。

元日の能登地震

謹賀新年

 

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帰省中の長男に、書いてもらいました。サラサラと、書くのは頼もしいが、上手くて悔しくもあります。

 

さて令和六年となりました。

元日の午後、修正会をお勤めし、参詣の方と新年のご挨拶を交わし、家族とおせちを楽しんでおりました。私は、もちろん、いい気分です。

 

お昼くらいに届いた年賀状を拝見して、のんびり昼寝、ちょっと暇になり、クリニックに年賀状をとりに行きました。改めて、整理などしておりましたら、ミシ、ドーンと。あれあれ。

ちょっと未体験の地震

少し身の危険を感じて、落ち着いてから、再びお寺へ。

屋根や鐘撞堂を確認。なんとも無いようですが、心配です。

 

リビングは、全員集合。みんなマイペースなので、一同に会する時間は少ないのですが、この時ばかりは、おさまるまで、みんなで一緒にいました。携帯のエマージェンシー音が鳴るたび、テーブル下に避難です。

避難用品をかき集め、車に積載。

報道を見ると、大変なことに。輪島では火災発生。

 

自然の力は強大で、人間にはどうにもならず、ただただ、呆然とするばかりです。

 

本堂が心配になり、見に行きますと、ご本尊はやや傾いておられました。揺れには強く無い構造です。破損はしていないよう。
香炉が傾いたり、お供えの蜜柑が転げ落ちたりということは、ありましたが、概ね破損は無いようです。少し安心しました。

 

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お供えを地震対応に、致しました。

ご本尊の不安定さが、気になります。今後の課題。

 

被災された方、避難された方、お困りの方もいらっしゃる事かと思います。安全を願うばかりです。不安は続きますが、ひとつひとつです。

 

南無阿弥陀仏 合掌

 

 

令和六年 修正会

元旦のお勤めをしております。修正会といいます。

今では、家族しかお参りしてませんが、細々と、やっております。

 

どなた様も、ご参加頂けるものですよ。(^^)

 

新年の初めに、お寺でのお参りは、いかがでしょうか?

 

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まだ、大掃除は、終わっておりませんが。

 

ご連絡まで。

 

令和五年 除夜の鐘

今年も例年通り行います。

除夜の鐘。

 

お近くの方は、どうぞ、遊びに来てください。

今年の締めは、真壽寺で。

 

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午後十時から、ゆっくりやってます。

子供さんには、お菓子、大人の方には、甘酒など。般若湯もございますが、車の運転は、ダメですよ。

 

インフルエンザもコロナも続いておりますが、大晦日、お会いしましょう。

 

どなたでも、参加できますよ。

 

よろしくお願い致します。

人は死ねばゴミになる 伊藤栄樹著 読後

立花隆の本を読んでいて、気になった本である。久しぶりに、悪性腫瘍の入院患者を対応した気分になった。昭和62年から昭和63年くらいの物語である。刺激的な題名なので、敬虔な宗教者からは、批判を浴びたのだろうなあと想像する。f:id:defender-mini:20231217220455j:image

著者は、検察のトップ、検事総長であり、過去には、たくさんの事件の裁判に、関わっているすごい人である。日本の昭和史に大きく関わる人物であり、ロッキード事件や、金大中事件日本赤軍によるハーグ事件など、その時、国民や世界の注目が集まった事件を担当して、日本の正義を守って来た方である。

 

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死ねばゴミになると表現したのは、死後の世界を否定し、霊魂を否定しているという意味で、おっしゃられたように思う。

 

自分の肉体の消滅について、唯物論として認識されているのだけど、友人や知人の葬儀は、非常に大切にされている。

 

また、自分の存在に関わった方に対して、非常に恩義を感じておられ、むしろ義理がたい背筋の伸びた古武士のような人物像である。

 

著者の実家は、浄土真宗とのご縁があったようだけれども、残念ながら、仏教に触れるお時間は山下無かったようで、著者の仏教認識が不足しているだけで、とても凛とした死生観のように思う。

 

第二次世界大戦を生き延び、何度も死を覚悟する事があったからこその、病による死と向き合った記録であった。

 

素敵だなあ。

心に残る著作でした。

写教カフェ・健やか教室

11月25日にお寺の集いを開催致しました。

正信偈を写す写教の集いと、内科の先生に学ぶ腸活と盛りだくさんの集まりです。

最初に正信偈同朋奉賛式の唱和を皆さんと。その後、住職が、報恩について、少しお話をさせて頂きました。

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今回は、南砺家庭・地域医療センターの刑部先生による『腸活について』です。

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腸に良い食事、生活などご紹介いただきました。

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腸活体操もご紹介いただき、皆で一緒に体操しました。新しい宗教ではございません。

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お話後は、座談会。医療者さん達とお参りの方と交流。

 

そして、写教カフェです。

今回は、正信偈を何度も何度も書いてくださっている方のテレビ取材もありまして、賑やかに。初参加の方も10名ほどおられ、楽しい会になりました。

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人数も増えて、企画者としては、ちょっとばかり手応えを感じた日になりました。

 

次の時は、もっと増えたらいいなあ。

 

 

 

掲示板の弍

今朝の砺波は、かなり冷え込んでおりました。犬の散歩も、寒い。

確実に冬に近づいているようです。ですが、今朝は、快晴、寒いけど、気持ちの良い寒さ。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

今週、土曜日の、写教と健やか教室、是非是非、お運びください。

 

前回に、引き続き、キヨシローの言葉から。

真実に触れた人の残した言葉は、行けてます。浄土からの呼び声のよう。すっごい読書されていたんだろうなあって、思います。歌詞も生き方もブレてない。シャイなところもいいですね。タイマーズでハチヤメチヤやってたのが、凄すぎて、誰もついていけなかった様な気がします。

 

お寺の前を通る方、読んでくださると、嬉しいなあ。ダラ坊主として、思い出してください。ここに、います。

 

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11月25日、午後2時、よろしくお願い致します。今回は、初参加の方も増えて、楽しみです。知り合いの方も、そうで無い方も、どうぞ、ご参加下さい。

 

合掌