元日の能登地震
謹賀新年
帰省中の長男に、書いてもらいました。サラサラと、書くのは頼もしいが、上手くて悔しくもあります。
さて令和六年となりました。
元日の午後、修正会をお勤めし、参詣の方と新年のご挨拶を交わし、家族とおせちを楽しんでおりました。私は、もちろん、いい気分です。
お昼くらいに届いた年賀状を拝見して、のんびり昼寝、ちょっと暇になり、クリニックに年賀状をとりに行きました。改めて、整理などしておりましたら、ミシ、ドーンと。あれあれ。
ちょっと未体験の地震。
少し身の危険を感じて、落ち着いてから、再びお寺へ。
屋根や鐘撞堂を確認。なんとも無いようですが、心配です。
リビングは、全員集合。みんなマイペースなので、一同に会する時間は少ないのですが、この時ばかりは、おさまるまで、みんなで一緒にいました。携帯のエマージェンシー音が鳴るたび、テーブル下に避難です。
避難用品をかき集め、車に積載。
報道を見ると、大変なことに。輪島では火災発生。
自然の力は強大で、人間にはどうにもならず、ただただ、呆然とするばかりです。
本堂が心配になり、見に行きますと、ご本尊はやや傾いておられました。揺れには強く無い構造です。破損はしていないよう。
香炉が傾いたり、お供えの蜜柑が転げ落ちたりということは、ありましたが、概ね破損は無いようです。少し安心しました。
お供えを地震対応に、致しました。
ご本尊の不安定さが、気になります。今後の課題。
被災された方、避難された方、お困りの方もいらっしゃる事かと思います。安全を願うばかりです。不安は続きますが、ひとつひとつです。
南無阿弥陀仏 合掌